- 足の内側のくるぶし付近が急に痛くなった人
- 外脛骨付近の傷みが気になる人
- そもそも外脛骨ってなんだ!っていう人
こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.
ここ3日くらいずっと右足のくるぶし付近が痛くて,ちょっと歩くときも,地面に足一杯つけて歩くとかなりの痛みを伴うので,整形外科に行きました.
レントゲンを撮って出た診断は「有痛性外脛骨」でした.
初見だとなんじゃそりゃ!っていう診断でしたが,色々話を聞くと面白かったので,ブログにします.
外脛骨とは!?
そもそも聞きなれない外脛骨とはなんなのでしょう.
おいらも初めて聞きました.
外脛骨とは,くるぶし辺りにある骨ですが,実は15%の人にしかない,しかも余分な骨らしんですよ.
おいらも今日,整形外科で聞かされてびっくりしました.
レントゲンの写真を見たら,以下の写真のように変な骨が写り込んでました.
これ,普通に人にはないっぽいんです.
注意:レントゲン画像は「AR-Ex尾山台整形外科」さんより引用させていただきました.
しかし,おいらが病院で見たレントゲン画像も,上の図のように,外脛骨がしっかりと確認できました笑.
とりあえず,外脛骨の特徴をまとめておきます.
- 約15%の人に存在する
- その中でも90%が両足にある
- 傷みがなければ問題ない
- 傷みがあると「有痛性外脛骨」という部類になる
- 女性に多い
- 思春期の運動量の多い時期に発症する
- 成長期を終えると傷みが治る
- 捻挫などの外傷をきっかけに傷みが出ることがある
- 外反扁平足を合併することが多い
傷みがなければ,単なる余分(過剰)な骨で,ほったらかしで良いのですが,傷みがある場合は,なんらかしらの対策が求められます.
傷みがある場合を特に「有痛性外脛骨」といいます.
「有痛性外脛骨」にも,その形状によって3種類のタイプに分けられるそうです.
おいらはちなみにⅡ型でした
分かりますかね,右足を例に取った簡略図です.
これは,レントゲン(X線)を取らないと把握できません.
有痛性外脛骨の症状
有痛性外脛骨の症状として,以下の症状があります.
- 外脛骨部の痛み(疼痛,運動時痛)
- 腫れや熱感(腫れなどはちょっと珍しい)
おいらも小さい頃からサッカー部でしたが,いつも内くるぶし付近が痛くなってたんですよね.
ずっと我慢してました.
運動したらちょっと疼痛(とうつう)が来ます.
成長痛のようなジーンとくるしつこい痛みに近いです.
なので,サッカーをし終わった後は,毎日セルフマッサージしていました.
小さい頃からだったのでこれは日常だし,運動をするとみんな痛いものだと思っていましたが,どうやらおいら特有のものだったようです.
結構傷みが強い時もあって,びっこを引いてた時もありましたね.
そんな時は,ソックス(長い靴下)とスパイクを脱ぎ捨て,裸足でよく家まで帰りましたね笑
今思うと懐かしいです.
基本的な治療としては?
治療としては,とりあえず安静が第一(保存療法)ですが,代表的なものを列挙しておきます.
- サポーター等を巻いて局部の安静が第一
- 鎮痛剤などの薬物投与による療法
- 症状に合わせたリハビリ療法
- 筋肉の緩和を目指した温熱,電気刺激療法
- 足底板の装着をする装具療法
おいらの場合は,1週間くらい安静(もちろんサッカーは休む)にしておくと自然とよくなるのですが,それでも良くならない人がいるようです.
(子供の時はずっと捻挫だと思ってて,捻挫しやすいなーと思ってた.)
そんな時は,以上の療法が試されます.
鎮痛剤を飲んだり,湿布を貼ったり,ちょっとしたリハビリをしたりすると良いそうです.
タオルギャザーや適度なストレッチも効果的な場合があるようです.
おいらはいつもサポーターを巻いて安静にしてます.
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基本は,保存的治療をしますが,再発を繰り返すようであれば,摘出手術等も行う可能性があるようです.
手術的治療ですね.
最後に
子供の足首が痛いー!はもしかしたら,有痛性外脛骨かもしれません.
成人になると自然と痛みは無くなりますが,稀に手術を伴うかもしれませんので,そんな時は,早めに整形外科でレントゲンを撮ってもらってください.
15%くらいの確率で起こるので,決してバカにできない数字なのです!
では!