ラズベリーパイで防犯カメラを作ってみた(LINEに通知する)
この記事はこんな人にオススメです
  • ラズパイを使って何かアプリケーションを作りたいと思っている人
  • 赤外線センサーによる人間感知の機能の実装を作ってみたい人
  • 撮った写真をLINEに送る方法を知りたい人

こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.
ラズベリーパイを使った防犯カメラを作ってみました.
プログラムはPythonで組みますが,「やさしくはじめるラズベリーパイ」という本を参考にしました.
さらにラズベリーパイで写真を撮った後,そのままLINEに送るアプリケーションを作ります.
人を感知するための赤外線センサーを用いて,シャッターを切ります.
LINEに送るために,LINE Notify APIを使用するので,まずはその方法について解説していきます.

LINE Notify APIを使えるように申請する.

LINEに通知をするために,LINE Notify APIを利用しなければなりません.
以下のページから,LINEのアカウントで入ってください.

LINE Notify (https://notify-bot.line.me/ja

アカウントを作成したら,右上の「ユーザーネーム」が書かれているところから,「マイページ」に進んでください.
その後,「トークンを発行するトークン名を決める通知を送信するLINEのグループを決める

その後,固有のトークン(文字列)が発行されるので,保存しておいてください!
ちなみに,ここでのトークンとはいうのは,アクセスするためのチケットのようなものです.

グループのメンバーには,LINEのNotifyアカウントも追加しておいてください!
そうしないと通知が来ません!

実際の実機

以下が実際の実機と,カメラで撮影した様子です.

ラズベリーパイは,リモートデスクトップで,別のPCから作業できるようにしています.
リモートデスクトップの詳しいやり方は以下を見てください.


ラズベリーパイは,スタンドアロンで機能していて,部屋の角に置いてます.
カメラには,USBタイプのウェブカメラ(LOGICOOL)を使用しています.
人感センサーには,赤外線センサー(HC-SR501)を使用しています.

実際に,LINEにはこのように送られてきます.

メッセージも付けれます.
プログラミングは「やさしくはじめるラズベリーパイ」という本に載っているコードを参考にしました.
詳しくは,そちらを見てください.

現状と課題

現在使っている赤外線センサーの質があまり良くないです.
それと,人の識別ができた方が良いと思うので,その辺を実機に組み込むことができたらと思います.
問題は,おいら達が部屋に入った時も撮影されてしまうのと,部屋にずっといる場合,無限に写真が取られてしまうので,何か対策を考えなければなりません.
ちょっと値段が高めのカメラやセンサも必要になりそうですが,当分はこのクオリティで動かしてみます.