【英文法】形容詞節をつくる関係代名詞の超基本をまとめる!【whoやwhich,whose,that】
この記事はこんな人にオススメです.
  • 関係代名詞の基礎中の基礎を学習したい方
  • whoやwhichを用いた例文に触れたい方
  • センター試験やTOEICの学習をしている方

こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.

ペンのすけ

「名詞」と「その名詞を説明するための節(形容詞説)」を結びつける関係代名詞について学んでいくよ!


今回は,形容詞節をつくる関係代名詞についてやっていきます.
(名詞節や副詞節を作る関係代名詞などもありますが,それは後ほど!)

関係代名詞は,名詞を説明する際に,その名詞が「人であればwho」,「人以外であればwhich」というような感じで習ったと思います.(この時の,名詞は,先行詞と言われたりします.)
では,実際に,先行詞が人の場合と,人以外の場合でどうなるのかを例文を見ながら思い出してみましょう.

<先行詞:人>
I have a friend who lives in China.
(私は中国に住んでいる友達がいます.)

<先行詞:人以外>
He always drinks orange juice which is made by his grandmother.
(彼はいつも彼のおばあさんが作るオレンジジュースを飲む)

この関係代名詞は多くのテストや日常会話などで使われます.
大事なポイントを押さえつつしっかりと学習していきましょう.

ペンのすけ

詳しく説明していくよー!

2つの文章を関係代名詞でつなげるイメージ

「関係代名詞を使った文章をうまく作れないよー」という方でも大丈夫です.
超簡単です.
まずは,関連のある2つの文章を適当に考えます.
例えば以下

  • I have a friend.
  • my friend lives in China.

この2つの文章を関係のある名詞を取り上げ,その名詞を説明する形で,一文で書きたい!!,というのが関係代名詞です.
ちょっと具体的に書くと「説明される名詞」と「名詞を説明するための節」ですね.
この2つの文章で共通しているものは,もちろん「friend」ですよね.
こちらの図で説明していきます.

I have a friend. My friend lives in China.

I have a friend who lives in China.

ペンのすけ

関係代名詞を使った文章を作るのも簡単だね!!


※Whoが関係代名詞と呼ばれる由来は,名詞を説明する形容詞節の中で,代わりの名詞として働いているからです.
※また,その結果,関係代名詞の中では,名詞が無い不完全文になります.

先行詞によって,関係代名詞が異なる

先行詞に用いられる名詞が人か人以外か,もしくは,その関係代名詞の節の中で,どのような働きをするかによって,形が異なります.
以下の表をご覧ください.

関係代名詞の種類
先行詞主格所有格目的格
whowhosewho(m)
人以外whichwhosewhich
人・人以外thatthat

主格に関してのwhoとwhichは先ほど説明しましたね.

ペンのすけ

所有格と目的格について説明していくよ!

所有格について

所有格に関しては,人や人以外という先行詞に関わらずwhoseを使用します.
「その人の」や「その物の」などといったような先行詞の所有の意味になります.
例文を記載しておきます.

I have a friend whose husband is a soccer player.
(私の友達の旦那さんは,サッカー選手である.)

whoseが,所有格のherとなった場合ですね.
文章を分けるとこのような感じです.

I have a friend. her husband is a soccer player.
(私には友達(女)がいます.彼女の旦那さんはサッカー選手です.)

ペンのすけ

所有格は,超簡単だね!

目的格について

目的格は,人の場合who(m)で,人以外の場合はwhichです.
例文を見ていきましょう.

I’m using a pen which I bought yesterday.
(昨日買ったペンを使っている)

なぜ,このような構文完成するのかは,こちらの図を見てください.

今回の場合は,先行詞がpenで,人では無いのでwhichを使います.
また,目的格の関係代名詞を使っているので,bought の目的語が無い不完全の文になっています.

また,目的格の関係代名詞whichは,省略される場合が多いので注意が必要です.

いつでも用いられる万能なthat

関係代名詞のthatは,主格と目的格どちらにも代用が可能です.
しかしながら,人に関するものであれば,代用されない場合が多いです.
これは,話し手がある程度,文章を伝える時に,伝えやすくするため(これから人についての説明をしますよーなど)の工夫だったりします.

※thatに所有格は無いので注意してください.

<例文>
I gave him the book that was famous for the biotechnology.
(私は彼にバイオテクノロジーに関して有名な本をあげた)

このthatは主格として働いていますが,目的格としても使うことが可能です.

また,関係代名詞のthatがよく使われる先行詞もあります.
以下です.

  • the first (最初の)
  • the second (2番目の)
  • the last (最後の)
  • the very (まさにその)
  • the +最上級 (もっとも〜な)
  • the same (同じ)
  • the only (唯一の)

<例文>
This is the only jacket that I received from my father.
(これは私の父からもらった唯一のジャケットです.)

ペンのすけ

特定の一つのものを表す時にthatは使われやすいんだね!


ペンのすけ

よく理解できたかな!もし理解できなければ,何度も読み返してみてね!