家族と言えども「あれはやっぱりそうだよね」で理解されると思うな!奧さんを敬え!
この記事はこんな人にオススメです.
  • 現代文や読書が好きな人
  • 国語が好きな人
  • センター試験に向けて頑張っている人

こんにちは.けんゆーです(@kenyu0501_)
本日もお世話になっているスタディサプリで文章読解をお勉強するついでに感じた事を色々とアウトプットしていきたいと思います!

前回やった内容は「異文化理解論・文化人類学」でした


本日は,「家族論・ジェンダー論・言語論」という内容の資料を扱います.

ペンのすけ

三日坊主にならないように頑張って文章読解のトレーニングをするのだぞ!!

家族論・ジェンダー論・言語論

スタディサプリの講師,小柴大輔先生に本日もお世話になります.
高3スタンダードレベルの現代文の題材を使います.

ソースは1996年のセンター試験の問題らしいですね!
市村弘正先生が書かれた「小さなものの諸形態

 

小さなものの諸形態を読んで..

やっぱり文章は,筆者の一番言いたい事をより輝かせるために,対比構造が取られますね!
この文章では,筆者の目のつけどころは家族という小さい単位のもの.
それを上手く最後の主張に落とし込むには,世間一般の考える大きな単位である社会(学部学科の名前になっている)などとの対比をかませるようです.

ペンのすけ

想定される比較相手を探して読むと良いっぽいぞ


ペンのすけ

そう,あたりをつける!見当をつけていく!文章は絶対に対比構造をとるのだ!という心構えが大事


文章を読んでいて面白かったのは,文体がなんか理系っぽいんですよね.

家族の濃度とか,問題とか原因の成分分析とか,化学者かよ!
っていうくらい理系的に説明していくあたりが好きでした.
液体を比喩としているところとか...(関係ないですが)

これまでの世間一般の理解である家族っていうのは「あれはやっぱりそうだよね」でコミュニケーションが成り立つと思われていましたが,
果たしてそんな簡単なもので括ってしまっても良いのか?もっと細かく分析しようぜ!!っていう内容です.

文章中に興味深いものがあったので引用します.

このような前提をくつがえして,液体の成分分析を始めたのが女性たちであることはいうまでもない.間違った前提のもとで苦しみ,間違った前提がもたらす負担を背負ってきた者たちによって,それはくつがえされる

ここでの液体は家族の比喩です.

そうですよね.何事も決めつけは良くないよね.
これまで家族というのは言葉いらずと考えられてきました.
それは言わば,その家族という集団の中で誰かが少なからず我慢しているという状況であるので,この間違った前提を正しいとするべきではない!ということで,深く感動しました.

人は社会とか会社とかに目を向けがちだけど,本当に個々として幸せに生きていきたいなら,家族を第一に大切にしていかないといけないんですね.

特に奧さんを...

 

あっ,わい,独身だった.