- Unityで3Dゲーム開発を始めたい人
- 「Unityで神になる本」が気になっている人
こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.
話題沸騰の書籍「Unityで神になる本」を買って一通り終わらせてみましたが,この本はやばい!!
どのくらいやばいかと言うと,本当に神になれる!!と思えるほどです.
昨年(2018年)からちらほらUnityを触り始めて,多くの本を読んだのですが,この本が一番良いです.
初心者でも一番最初に読んでも良い本だと感じました.
一通り終わらせたので,簡単なレビューとオススメポイントなどを書いていこうと思います.
本の構成がもう神!第1章で神になれる気分!
平成27年6月に出た本です.
Unityを使って3Dゲームを作るということを分かりやすく説明しているのですが,説明の進め方が面白いのです.
自分が神になったという視点でカメラアングルを考え,大地を作り,キャラクターを配置し動かす,といったことをやります.
第1章の「天地創造」の約40ページくらいを読めば,フィールドを作り,キャラを動かすことが可能です!
Unityのインストールも込みで,おそらく3時間くらいあれば,できると思います!
「あれ?できちゃったよ!!」みたいな感じですぐにできると思います!
以下の図は実際に,僕が作った3Dゲームの図です.
ただ単に,草原の中でUnityちゃんというキャラクタを自由に走らせるみたいなことをしましたが,やっぱりモノが動くととても面白いですね.感動します!
しかもこの「Unityで神になる本」のすごいところは,第1章で動くものを先に作ってしまえるということですよね.
なんか,ゲームクリエイターになったような気分でした.
<第1章でほとんど完結!>
3Dのゲームフィールドを作るために以下の基本的なことを学習します.
- カメラアングル(ビュー関連)
- 光や空,大地,海などの作成方法
- 無料で使えるキャラクタやモデルを配置する方法
- 自分(キャラクタ)を動かす方法
第2章以降も分かりやすい.
この本,構成がものすごく考えられているのですよね.
第1章で簡単な3Dゲームを作ったわけですが,第2章からは,その内側の具体的な説明や,よりゲームを楽しむための細かい設計などの説明がなされます.
ざっくりと目次の紹介から先にしておきます.
<目次の紹介>
序章.
第1章 天地創造.
第2章 考え方と構造.
第3章 世界を構成するもの.
第4章 スクリプト基礎知識.
第5章 アニメーションとキャラクタ.
第6章 GUIとAudio.
第7章 出力.
第8章 Unityの可能性.
第9章 玩 playMaker を使う.
第10章 最適化とプロ化
付録.
このそうな目次になっています.
第2章から,考え方と構造についての説明に入りますね.
実際に,動作を決めるプログラミングも第2章から簡単ではありますが,入っていきます.
この本では,1秒おきに,あるインスタンス(物体)を高さ5mのところに自動生成するスクリプトとか書いたね!
だいたい第2章まで,読み込めば,Unityがどのように機能しているのかがざっくりと把握できるようになっています.
また,それ以降でも,章の構成がきちんと構成されているので,読み進めていき自分の学習レベルが徐々に上がっていくと同時に適切なコンテンツが書かれているので,読みやすいのです.
まずは無料でとことん試そうスタイル
本書は,まず無料で使えるものは無料で試そう!というスタイルです.
初めから無理して難しいものを作る!というわけではなく,使えるものはどんどん作るというスタンスです.
なので,3Dのモデル素材や,ライセンスフリーのサウンド素材などが豊富に紹介されています.
また,モデリングソフトの紹介や,モデリングの仕方も分かりやすく解説されていました.
ちょっと残念なところ
ちょっと残念なところが,一つだけあります.
それは,プログラムの開発言語がJavaScriptだというところです.
だいたいの,その他参考書では,C#が採用されている印象があったので,ちょっと見にくかったです.
おいらが以前紹介した「Unityの教科書」もC#を使っていました.
(参考:Unity初心者でも速攻で作れる2Dゲーム!)
しかし,JavaScriptやC#で開発言語が違っていても,最終的に実行ファイルになるときには,同じものになるので,別に動けば大したことはないといえば,ないのです.(C#が読める人であればJavaScriptも読めるはずなのです.)
プログラミングはJavaScriptでしたが,それでもUnityに関する各種説明に関しては,ずば抜けて分かりやすいです.