- 博士後期課程の学生で奨学金を借りている人
- 博士課程に進学を決めている人
こんにちは.けんゆーです(@kenyu0501_).
日本学生支援機構から嬉しいお知らせが出てましたね.
なんと,平成30年度以降,博士後期課程に進んだ学生(すなわちドクターを対象)の第一種奨学金の返還免除の割合が30%から45%に増えるようです.
以下はソースです.詳細をご覧くだされ.
(参考:「返還免除内定制の改善・充実 – JASSO」)
良かったね!!
博士進学の促進とか,経済的負担の軽減とかそういったことが目的のようです.
以下は,平成29年度の大学院第一種奨学金を借りている人と,返還免除に認定された人の人数を表しています.
赤い枠で囲った博士課程(ドクター)の方をみてみると,貸与修了者が,2677人で,そのうち約31%の842人の方が,返還免除認定をされています.
この割合の数が,平成30年度以降,博士課程に進む学生の方を対象に,45%の引き上げられるそうです.
なので現在は免除者840人くらいですが,これがだいたい1200人になるようです.
(上限も1200人のようです.)
つまり,ほぼ半分の人が全額免除もしくは半額免除に認定されることになります.
ちなみにこれは,各学校ごとに選出されるので,どこの大学でも上位45%です.
東大も上位45%,山大も上位45%,そんな感じです.
これは結構チャンスなのではないでしょうか!
博士課程にも追い風か!?
博士課程には金銭的な面などで進学を断念してしまう方がおられると思うので,今後の日本のためにも学費やその他奨学金などで優遇されていけば良いですね!
まだまだ時間はかかりそうですが,嬉しいニュースで良かったです!
おまけ
以下では自身の奨学金返還免除の申請書類を公開しております.
良かったらどうぞ!
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今年2019年3月卒業を対象にしているという記述が日本学生支援機構のサイトでみあたらないのですが、どこから引用してきましたか?
かずさん.
すみません,ブログの記載が間違っていました.
正しくは,30年度以降,博士課程に進学した学生を対象でした.