【英文法】名詞節を作るwhatについて考える【whatの中は不完全!関係代名詞】
この記事はこんな人にオススメです.
  • 名詞節を作る関係代名詞のwhatについて知りたい人
  • センター試験やTOEICの対策をしている人
  • なぜWhatの中が不完全になるのか知りたい人

こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.

ペンのすけ

関係代名詞whatについてまとめていくよ!


前回やった形容詞節を作るwho,which,whose,thatも節の中では不完全な文を作りましたね.
(参考:形容詞節を作る関係代名詞の超基本をまとめる!)

今回やるwhat不完全な文を作るのは一緒ですが,こちらは名詞節を作ります.

ペンのすけ

名詞節っていうのは何だ?形容詞節なら先行詞の名詞を修飾したけど,,,


実際に例文を確認していきましょう.

This car is just what I wanted.
(この車はちょうど私が欲しかったものだ.)

what節は,上の例のように,名詞として機能します.
そのため,このwhat I wantedは,主語 This car について説明する補語にあたります.

名詞として機能するため,先行詞はありません.
また,wantedの目的語もないので,不完全な文章になっています.

前回やった形容詞節を使って,上の例題と同じ文章を作ると以下になります.
(参考:形容詞節を作る関係代名詞の超基本をまとめる!)

This car is just the thing which I wanted.
(この車はちょうど私が欲しかったものだ.)

こちらは,人以外の先行詞を修飾する働きのある関係代名詞ですね.
形容詞節を作るwhichを使っています.

whatは「主語」や「目的語」,「補語」になる.

学校で,what節は「〜すること・もの」という日本語訳で習ったと思いますが,これは名詞として機能するからなのですね

実際に主語や目的語になる例を見ていきましょう.

<主語になるケース>
What you need is enthusiasm.
(君に必要なものは気合いだ.)

<目的語になるケース>
Many people criticized me, but I did what I thought was right.
(多くの人が私を批判しましたが,私は自分が正しいと思うことをしました.)

ペンのすけ

wasの前に主語がないので,不完全の文だね!

接続詞との違い

名詞節を作る接続詞thatとの違いをざっくりと見ていきましょう.

whatとthatの違い
関係代名詞what接続詞 that
何節?名詞節名詞節
形は?不完全完全

接続詞thatも名詞節を作りますが,thatの中身が完全な文章になります.
例えば以下のようなものです.

I think that he is a Japanese.
(彼は日本人だと思うよ!)

ペンのすけ

違いが理解できたかな(^o^)/