【英文法】使役・知覚動詞を受動態にするとき,「SVOC」のCは to 不定詞になる!
学習ポイント
  • 使役・知覚動詞について学ぶ.
  • SVOCの受動態を学習する.
  • 特にmeke,see,hearは受動態にすることがあるので注意が必要.

こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.
この記事では,使役動詞知覚動詞についてざっくりと復習した後に,それらを受動態にしたときの注意点について書いていきます.

ペンのすけ

受動態については大丈夫かな?もし,受動態についてよくわかっていない人はこちらからどうぞ!


(参考:受動態とは?受動態を使う理由は「する側」を言いたくないため)

使役動詞とは!?

<使役動詞とは!?>
Oに〜させる」などの行為をさせるという表現のある動詞です.
make,let,haveがあります.
<使役動詞+O+動詞の原形>という形をとります.

  • <make O 動詞の原形> 「O に〜させる」
  • <let O 動詞の原形> 「O が〜することを許す」
  • <have O 動詞の原形> 「O に〜してもらう」

ポイント>
getを使って,< have O 動詞の原形>と同じ意味を表すことができる.
その際には,<get O to不定詞>になる.

知覚動詞とは?

<知覚動詞とは!?>
Oが〜する(している)のを見る/聞く/感じる」などといった知覚に関する表現のある動詞です.
see,feel,hearなどが代表的です.

  • <see O 動詞の原形> 「Oが〜するのを見る」
  • <hear O 動詞の原形> 「Oが〜するのを聞く」
  • <feel O 動詞の原形> 「Oが〜するのを感じる」

<ポイント>
そのほかにも,

  • notice「気づく」
  • observe「気づく」
  • watch「見守る」
  • listen to「聞く」
  • look at「見る」

などがあります.

make,see,hearを受動態にする場合の注意点

基本的に使役・知覚動詞は「SVOC」をとりますね.
実は,受動態になった場合,Cの原形の動詞が,to不定詞になります.
(make,see,hearのみです.)

<能動態>
I saw the girl fall down.
(彼女が転ぶのを見た)

<受動態>
The girl was seen to fall down.
(彼女は転ぶのを見られた)

ペンのすけ

原形の動詞が,to不定詞になるんだね!


受動態にした時に,to不定詞になる理由は,動詞が2回続いて,原形の動詞に対する主語のペアがいなくなるからです.
そのため,ペアの必要がないto不定詞の形,つまり準動詞の形にします.
これは,I like to swimの,to swimのようなものです.

動名詞は準動詞なのでそのままでOK!

Cが動名詞の場合,受動態にしてもそのままでも良いです.
例えば以下

<能動態>
I saw the girl falling down.
(彼女が転んでいるのを見た)

<受動態>
the girl was seen falling down.
(彼女が転んでいるのを見られた)

ペンのすけ

動名詞は準動詞なので,そのままで良いね!

make,see,hear以外の使役・知覚動詞の受動態は?

make,see,hear以外の動詞については,意味的に受動態にならないものがほとんどなので,そうしないというだけです.
なので,letやhave,feelなどは,能動態で使用する!ということを覚えておきましょう.

ペンのすけ

〜は許されたは<was allowed to do>などで代用したりするよ!