農で企業するを読んだ感想
この記事のポイント
  • 頭を使えば農業は楽で楽しい.
  • 夫婦年間3000時間,週休4日の農業の意外な生活.
  • データをうまく活用する方法,経験談満載な一冊!

こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.
父が趣味で畑をやっているのに影響されて,読む本のバリエーションも増えてきました.
ちょっとだけ,父の畑を宣伝しておきます.

そんなこんなで父にオススメされた本が「農で起業する!」という本です.
サクッと読めて面白かったので感想を書いておこうと思います.

どんな本なのか!?

スマートフォンも無い2005年のときの本なので,ちょっと見くびっていましたが,正直面白かったです.
これまで感覚生産と補助金でなされている農業というものに,ビジネス的視点定量的な施策・計画を持って,農業をされている筆者(杉山経昌さん)なのです.(ぶどう農園を管理しています.)

筆者は,補助金で賄われている農業というのは,発展を殺ぐと言います.
またあらゆるものをきちんとデータ化して,自身の取り組みにフィードバックをする姿勢はどこの分野でも必要なことだと思うので,おいらも勉強になりました.はい.

正直なところ,これまで農業はキツイし儲からないものだと勝手に認識していましたが,頭を使えばそれは簡単に覆せるようですね.
筆者の農業7か条を引用します.

  1. 大金は狙わず,ゆとりを愛せ
  2. 効率のよい経営を目指す
  3. 借金はしない(自己資本比率100%にこだわる)
  4. 暇でも余計な作物は作らない
  5. 他人の真似はしない
  6. ビジネスとしての農業と趣味の農業をはっきりと分ける
  7. 経営改善を工夫する時間をたっぷりと作る

オススメなのでぜひ読んでみて下さい!

ニンジンの収穫を正規分布の曲線で決めるのは面白い

筆者は,ニンジンの収穫を行う際に,まずランダムで無作為に10本くらい抜き取り,それの重さを計算し統計的アプローチで全体のニンジンの収穫時期を決めていました.

ニンジンの重さがある平均値ピークを持って正規分布に従うことを発見し,その平均値ピークの時期を計算して収穫をしていたそうです.
そうすることで,売り上げが3倍,利益が10倍になったそうです.
適切に情報を扱うことで,成し遂げたこともあり,考えさられます.

データをうまく活用することで農業というものも楽しくなりそうですよね.
新しい視点を養うことができました.

おこがましいですが,全ての農家さんに読んでほしい本です.
筆者曰く,全ての農家さんが計量に関心を向ければ,それを図る計測機器自体の価格も下がるので,みんなにお得だと言います.

確かに農業は年配の方がされているイメージが強いので,なかなか全員には無理かもしれませんが,できる範囲で情報やデータをうまく活用できるようになればよいですね.