【凡人道,役満狙いしないほうが人生うまくいく】ひろゆきさんの著書を読んだ感想!
この記事のポイント
  • 凡人道」についての徹底レビューと感想.
  • マイナス成長を続ける日本でどう生きていけば良いのか?
  • 「幸せ」はお金ではなく,考え方次第で変わる.

こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.
今日はひろゆき(西村博之)さんが2019年9月に出した本「凡人道」を読んだので,感想を書いていきたいと思います.
日本の成長を悲観的に見ているひろゆきさんなのですが,今後衰退していく日本という国で,個人としてはどのように生活していくべきかなど独自の見解を示しています.

しかも今回この本,マンガ付きなんですよね.
マンガ付きというよりはもやは「文章付きのマンガ」で,マンガの後に,ひろゆきさんの文章でマンガの意図を説明するというような構造になっています.
なので,とっかかりとして,テーマが頭に入って来やすいのですね.

では早速,どのような本なのかという感想を交えて紹介していきます!

しょっぱなから日本が先進国から転落するストーリー

一番初めの章のマンガから,日本が転落する未来が書かれています.

<日本の未来は?>

  • 失業率の悪化(AIと移民の流入により).
  • 犯罪率の増加,治安の悪化.
  • 優秀な人材が海外へ.
  • 景気悪化で自殺者の増加.
  • 違法なチャイルドポルノ(インバウンド需要).
  • 「無敵の人」によるテロ事件.

初っ端から,日本という国がマイナス成長を続け,先進国から転落するよね!ということが書かれてあります.

ペンのすけ

ひろゆきさんらしい社会の味方だ...!明るい未来を期待するのはやめようとことだね!

このような未来を予測している根拠を色々と上げています.

  • バブル崩壊後の経済の停滞.
  • 利益率の高いIT産業で,日本は完全にIT後進国.
  • 法律が新規技術の邪魔をする.
  • 低い年収と省人化社会へ.

バブルが崩壊した1990年代頭降,日本はずっと停滞ですよね.
当初は国民一人当たりのGDPも6位くらいでしたが,現在はジリジリと下げてきて17~20位程度だそう.
これは日本社会がITに関してものすごく疎いからだと言います.

日本の大手IT起業の楽天の2018年の売上高が1兆円を突破しましたが,その頃,Amazon25兆円ですから驚きです.
しかもamazonはこれで世界13位の会社です...恐ろしや.
(詳しくは本書「凡人道」を読んでくださいね!)

また,新規技術に関する法整備もめちゃくちゃだと言います.
日本は,新規産業に法で規制する国という感じになっちゃいましたね.

代表的なのは,ドローン自動運転に対することですよね.
日本はもともとドローンに深いかかわりのある最先端な技術(ラジオ・コントロール)を持っていた国ですが,ドローンを規制する航空法の改正案のせいで,諸外国にだいぶ抜かれてしまっている現状です.
自動運転も2020年に高速道路を走れるようになりますが,ドイツなんて2017年にはすでにOKなんですよね.

ペンのすけ

残念だなー!バブル崩壊から2020年までは「失われた30年」と言われてもおかしくないのか..

こういった新規産業への法規制年功序列式の社会構図を考えると,優秀な人材は日本から抜け出して,さらに日本の技術進歩が停滞すると考察しています.
では,そうなった未来で日本はどのように外貨を稼ぐかというと,チャイルドポルノ産業が大きくならざるを得ないと言います.
以下は本書の引用です.

日本は,国の政策として,観光立国を目指している状態です.これが,性風俗産業大国であるタイに習ったように,チャイルドポルノ産業でインバウンド消費をくすぐる微妙な国になるのではないでしょうか.

凡人道」引用, p.18

ペンのすけ

日本のAVは世界トップクラスと言われているし,こうなっていく未来が来たらなんかな

さらに,増税の影響や,2020年8月の東京オリンピック後の景気の悪化などで,自殺者の増加やテロや暴動が多発すると予測しています.
最近のハロウィンのどんちゃん騒ぎなんかはすでに暴徒と化している国民が大勢いますよね.
日本は中国やアメリカと違って,街中の防犯カメラが少ないので,表立っていない犯罪がまだまだあるかもしれません.
(トラックがひっくり返された以外に...)

では,そういった不安要素多めな日本ではどのように生きていけば良いのでしょうか.

どのように生きていけば良いのか!!?

そういった不安要素の多い日本で,これまで通り生きていても,経済が悪くなる日本では,息苦しくなります.
そのため,個人としての生き方をアップデートしていかなければいけません.
本書では,5つの章により,これから生き方の具体的なコツをマンガとともに解説されています.

  1. AIに怯える前に僕らがすべきこと.
  2. インフルエンサーに搾取されるバカ.
  3. 社会を変えるより自分を変えよう.
  4. 「お金」と「幸せ」は比例しない.
  5. 凡人サバイバル術で大人も子供も成長できる.

それぞれの章で特に面白いと感じたことを深掘りして取り上げていきたいと思います.

AIに怯える前に僕らがすべきこと

日本でも今後AI技術による単純労働の自動化は加速されていきますが,これらの効果によって,「人々は働かなくてよくなる」という考えはかなり怪しいです.
なぜなら,AIによる恩恵を受けるのは,AIシステムを作った企業導入した企業株主であり,普通の人々は何もトクをしないからです.

なので,AIが発達した社会でも働くということは続くのですが,働き方を選ぶ際にひろゆきさんが提唱する考えがこちら.

仕事を選ぶ際は「積み重ねが効くかどうか」で判断する.

凡人道」引用.p40

この積み重ねとは,経験だと思いますが,本書では「カウンターストップ(カンスト)」という例えで解説されています.
カンストとは,そのことをマスターしてしまって,成長が止まるということですが,仕事を選ぶときには,カンストが遅いものを選ぶべきと言います.
つまり,マスターするのに,時間と手間がかかるものですね.

積み重ねが効かず,すぐにカンストしてしまう仕事,例えばコンビニバイトやFX投資というのは,やめておいたほうが良いと言います

ペンのすけ

確かに,アルバイトでできる仕事というのは,給料もそんなに毎年上がるわけではないし,この流れは今後とも顕著になっていくだろうな...

インフルエンサーに搾取されるバカ

スマホが普及し,SNSをきっかけにインフルエンサーなる人たちが生まれてきました.
こういった時代には,インフルエンサーに搾取されないように気をつけろと言います.

本書の漫画では「大学をやめて有料のオンラインサロンに入る」一人の青年が書かれていましたが,これはリターンの期待値がものすごく低いギャンブルだと言います.
結局,トクをするのは,インフルエンサー側や,システムを作る人だったりするので,注意が必要です.
すぐ行動できるというのは,ものすごく大事なことですが,本質的なところをしっかりと理解した方が良いですよね.

インフルエンサーが教えられるものは,彼らと同じようにある種の「一発逆転するための方法」です.それってものすごくリスクがありますよね.

凡人道」引用,p91

インフルエンサーとの距離は適度に保って,都合よく利用するという感覚の方が宜しいようです.

ペンのすけ

褒めちぎって,いいねやリツイートをしてもらい,自分の情報を拡散させる道具として活用したら良いらしい!

社会を変えるより自分を変えよう

本書では社会を変えるのは,かなり難しいと言います.
お金持ちはさらにお金持ちになり,政治もそういったお金持ちを優遇する社会だからですよね.

ペンのすけ

裕福層は株の配当で儲けている人が多いけど,配当金の税率は20%ですもんね!株とは異なり労働で儲けたお金にかかる所得税の最高税率は45%なので酷だ...


本書では,政治家がお金持ちを優遇する理由がざっと書かれてあるので読んでみてください.

社会を変えるための「デモ」もほとんど無駄だと言います.
ただ,本書では,面白い「ストライキ」が紹介されていました.

イタリアのデモは,いつも通りバスを運行するけれども,乗客からは運賃を取らないんです.タダでバスが乗り放題なので,乗客は大喜び.バスの運転手にも会社から給料が出るので,会社の経営者だけが困るという構図です.

凡人道」引用,p.120

面白い発想のストライキですよね.
しかし,ひろゆきさんは,それでも社会を変えるのは難しいので,自分を変えて,例えば,恋人とかを作った方が良いと言います.笑
そのほかにも家族を持った方が良いや,ペットを飼った方が良いなど,具体的な思案が書かれているので,ぜひ参考にしてみてください.

ペンのすけ

The 凡人道!という感じがするね!

「お金」と「幸せ」は比例しない

漫画には,月収の高いカップル低いカップルの「幸せ」について書かれていました.
月収の高いカップルの方は,仕事が忙しく,出費も多い,男女の仲もそれほど良くないような書かれ方でした.
一方で,年収の低いカップルの方は,生活コストをあげず,上手くサブスクリプションサービスを活用し,お互い「幸せ」に暮らしていけているようでした.

必ずしもそうなるかどうかというのは,一概には言えないですが,月収の高いカップルや人にありがちな光景だと思いました.

多くの人がなりたいと思っている「お金持ち」は「単なる浪費家」.

凡人道」引用,p.136

お金と幸せが比例関係にない,というマインドセットを持つことは非常に重要ですよね.
本書でもその理由が多く書かれています.
ひろゆきさんの本は,「お金」を使った幸せを真っ向から否定するものが多いので,本が出るたびに自分も考えらされます.

ペンのすけ

おいらも今では,全くお金を使わない生き方になっています.とても参考になる生き方指南書だと思うよ!

一生懸命働いていることを言い訳にして,「ご褒美エンジン」を使って自分の機嫌をとることがクセになっていると,生活コストは上がることがあっても下がることはありません.

凡人道」引用,p.138

どうしても無駄遣いをしてしまう時には,欲しいと思ってから1ヶ月くらい待ってみるということをオススメしてました!
(その1ヶ月で色々と調べてみるっていうのも大事だそうです.)
衝動的な消費活動を抑えるための良い方法だと思います!


凡人サバイバル術で大人も子供も成長できる

第5章のこちらの章は,子供がいる人は一度読んで見ても良いかもしれません.

  • 子供をYoutuberにしようとする親はクズ.
  • スマホとタブレットの買い与えが,子供の未来を潰す.

だったりと,結構過激な話が多く入っていて面白いです.

正常な判断ができない状態の子供対して,学習させる機会の損失がいかにいけないことか,
また,スマホやタブレットを買い与えることで,今後の人生,消費者になるか生産者になるかが変わってくると言います.
確かここら辺の話は「無敵の思考」でも一度取り上げられていました.
(参考「無敵の思考を読んだ感想について!」)

さらに,この章ではベーシックインカムの導入がなぜ良いのか?ということについても触れていますので,興味があれば読んで見てください.

最後に

読んでいてものすごく共感性が高い本なので,結構細かく記事を書きました.
凡人道」は非常にオススメできる本です.

各章にマンガがありますが,一番最後の終わりの部分で,軌道修正をすることで彼らの人生がどのように変わるかといったことが書かれています.数ページですが,読み応えがあると思います.

結論の言葉も良かったです.

結局皆,不安を解消したいだけ

凡人道」引用,p.198

オススメなので「凡人道」ぜひ読んで見てください!