- センター試験やTOEICの対策を行なっている方
- 動名詞の「意味上の主語」について知りたい方
- 「否定語」の位置について詳しく知りたい方
こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.
習慣的行為を表すときには,「動名詞」が使われのだよ!つまり「普段からしていること」だね!今日はそんな「動名詞」を見ていこう!
動名詞の「意味上の主語」と「否定語」の位置ですが,前回やった不定詞とほとんど同じです.
(参考:to不定詞の意味上の主語とは?省略される場合とされない場合)
どちらも動名詞の直前に来るのでしたね.
どちらも使う場合は,「意味上の主語→否定語→動名詞」となる場合が多いよ!詳しくはまた!
意味上の主語の例はこのような感じです.
My girlfriend like my playing soccer.
(私の彼女は,私がサッカーをすることが好きだ.)
今回のように,playingの動作主が彼女ではない場合,意味上の主語(my)が必要です.
彼女がplayする場合は,意味上の主語と一致しているので,myを書く必要はもちろんないです.
こんな感じですね.
My girlfriend like playing soccer.
(私の彼女は,サッカーをすることが好きだ.)
たんなる動名詞だねー!
意味上の主語は,目的格でも良い!?
意味上の主語は,原則的に所有格が用いられます.
しかし,他動詞の後の場合であれば,目的格でも構いません.
(自動詞+前置詞の後ろでも目的格でも大丈夫な場合が多いですが,所有格が間違いない!)
受験生たちは,無難に所有格を使っておこうね!
例えばこの文章.
↓
My girlfriend like me playing soccerl.
likeが他動詞なので,所有格のmyではなく,目的格のmeでも良いのです.
他動詞の後では,目的格の方が自然に感じられるよね!
※また,動名詞句が文中で守護して用いられている場合,その動名詞の意味上の主語は,原則として所有格にする.
否定語の位置も動名詞の直前
Notやno,neverなどの否定語の位置は,「動名詞の直前」です.
I am ashamed of language learners not accepting the culture there.
(語学学習者が,そこの文化を受け入れないのは恥ずべきことである)
acceptingの前に否定語を持ってきてね!
否定語の位置というのは,何を否定したいのかによって,位置が決まります.
上の例では,acceptを否定した例です.
つまり,「受け入れる→受け入れない」にしました.
コラム:何を否定したいのか?動作主?私の考え?
そもそも恥ずべきことではないという,私の考えを否定する場合は,以下です.
I am ashamed of language learners not accepting the culture there.
(語学学習者が,そこの文化を受け入れないのは恥ずべきことである)
↓
I am not ashamed of language learners accepting the culture there.
(私は,語学学習者がそこの文化を受け入れることを恥じていません.)
下の文は,私自身に対しての否定ですよね.
このように,否定というのは,何を否定したいかによって,場所が変わるのです.
価値観(おのれ)を否定するのか,動作を否定するのか,,,では,練習問題にいってみよー!
練習問題
1> Doesn’t Betty’s mother complain about < ? > every night?
① for your calling her up
② that you call her up
③ you call her up
④ your calling her upセンター試験(頻出英文法・語法問題1000)
1> The mother insisted on her children < ? > in the park after dark.
① not playing
② not to play
③ having not to play
④ not to have played京都産業大(頻出英文法・語法問題1000)
練習問題の解答
1> の答えは④ your calling her up です.
全訳「ベティのお母さんは,君が毎晩ベティに電話することについて文句を言わない」.
動名詞の意味上の主語の問題でしたね.
2> の答えは① not playing です.
全訳「子供達に暗くなってから遊ばないと,母親は強く言った.」
動名詞の否定語は,その直前に置くのでしたね.
本問題は,前置詞onの目的語となる表現を形成しなければいけないので,動名詞を取ることになります.