- 研究でよくありがちな問題について考える.
- 研究は,二転三転はあたりまえ.
- 議論をするための基礎知識を養う.
こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.
今日は,先生(教授など)と研究の打ち合わせでよく起こる「あれ,,,先生この前と言っている事ちがう」問題について考えていきたいと思います.4コママンガに概要をまとめたのでどうぞ!
おそらく,多くの学生や研究者が直面した事のある問題だと思います.
おいらも,研究生活を6年くらい続けて分かったのですが,実はこれ,先生が間違っているというよりは,ごくごく自然な現象なのです.
今日は,この問題について深掘りしていきます.
研究なんて二転三転があたりまえ
まず,あたりまえのことですが,研究には正解がないことが多いです.新しい法則や発見を探求しているものなのです.
そのため,研究の当事者であるあなたの考えや,指導教員である先生のアドバイスが,二転三転することも多々あります.
解析を進めたり,論文を読んだりして,方向性が変わることもよくあります.
未だよく分かっていない問題に挑戦するからこそ,自分の研究が本当に正しいのか?ということを常に疑って取り掛かかった方が良かったりします.
「もしかしたら?」ということを常に念頭に!
研究の進め方は困難がつきものです!前向きに頑張りましょう!
議論するための基礎知識が足りているのか?
指導教員との研究ミーティングが終わった学生たちが,「先生の言っていることがコロコロ変わる」という愚痴を聞いたりしますが,実際に,第三者の客観的な視点で観察した場合,学生さんたちの基礎知識が足りない場合が多いです.
たまーにいる学生さんで,議論するために必要である超基本的な知識すらも持ち合わせていない場合があったりします.
そんな時は,もちろんミスリーディングが起こってしまいます.
ものごとの本質とは異なった理解で捉えてしまうのですね.
会話のレベルをグッと下げてくれる丁寧な指導教官であれば,ミスリーディングが起きる可能性は低いですが,毎回,会話のレベルを下げていては,研究は捗りません.
なので最低限,基本的な知識は自分で学習しておかなければいけないと感じます.
「先生の言っていることがコロコロ変わる」と常に感じるのであれば,まずは自分の知識量を疑ってください.
他人のせいにすると成長が止まる
これもよくありがちなのが,研究が進まないのを他人のせいにしてしまうことです.
先生や先輩が前回言っていたことと違っていたので,研究が進まない!ということを口癖にしている人は,もう一度,自分の一週間を振り返ってみてください.そして,研究の課題がきちんと自分の中で明らかになっているのか?を問いただしてみて下さい.
他人のせいにする人って,自分で考えて手を動かすことが苦手なことを理解していないので,自分の一週間を見直すと良いと思いますよ.
自分が一週間の時間をどのように使ったのか,紙に書いてみて下さい.欠点がわかると思います.
また,研究の課題に関しても自分の中で上手く咀嚼できてない場合が多いです.
自分自分の研究課題が明確でないと,どのように研究を進めていけばいいのか分からないですよね.
そうなると,「先生が言っていることが理解できない」というのは当然ですね.
なので,先ずはしっかり課題を明らかにして下さい.
研究の課題が分かっていない場合は,指導教官に事情を説明したり,関連研究の論文を読むなりする必要があると思います.
この記事を読んでくれた人にオススメの記事です.
こんな記事です! 大学のラボに配属されている学生さんのうち,初めて後輩の指導をする人にぜひ読んで欲しい記事です…