【書評】ひろゆき氏の論破力を読んだ感想を書きます
この記事はこんな人にオススメです.
  • ひろゆき氏の「論破力」が気になる方
  • 読書が好きな方
  • 生き方を模索している方や人とのコミュニケーションで悩みがある方

こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.
ひろゆき氏の「論破力」という本を読んだので感想を書いておきます.
読んでいて,「うん,そうだよね,うんうん,」みたいなことがかなり多かったので,新しい発見といういうよりは,共感できた本でした.
論破力という,ちょっと堅苦しい表題がついていますが,論破のHow to本というよりも,ひろゆきさんが普段人と話すときにどのような態度で話しているのか,ということを説明されている本でした.

論破力とはどのような本!?

2018年10月に初版が出されたひろゆきさんの本です.
(おそらく本人が直接筆をとっているわけではないと思いますが,,,)
いろんな番組やニコ生などであらゆる有名人を論破してきたひろゆき氏が,普段会話の時にどのような態度で会話をしているのかということを書かれている本です.
こうした方が良いぞ,というよりは,僕はこうしてます.的な本ですね.
専門用語がなく,かなりわかりやすい言葉で書かれているので,読みやすくて一瞬でパッと読むことができました.
(本自体も250ページくらいしかないです)

その中でも多くの共感するポイントがあったのでちょくちょくとかい摘んで紹介していきます.

事実は否定できない

ここら辺はかなり共感できます.
なぜなら普段おいらは研究をしているからです.
そのため,事実を否定することがかなり難しいことを日々痛感しています.
ディスカッションをする時には,ほとんど事実ベースで話が進むのでそこらへんは楽ですけどね.
答えがあるとかないとか,そういった類の話ではないので楽です.

しかし,ひろゆき氏はよく「事実と真実は異なる」と言っていますよね.

おいらたち研究者も実験をしているとよくそういったことに遭遇します.
一つの研究結果は事実であってそれは真実かと問われるとそうではないことって多々あります.
生体を使った実験は,ある程度の量をやらないとそれが本当に正しいのかどうか,そもそも議論できなかったりします

なので,理系の場合も「実験結果はこうなりました.なのでこれはこうです.以上」みたいな感じにはならない場合も多いのです.
えっ?それって本当にそうなの?実験は何回やったの?みたいな.

しかし,論破力を鍛える上では,事実ベースで話を進めるのは強力ですね.

ペンのすけ

投げやりで締めくくった...(笑)

その他にもこの本には面白いトピックがたくさんあります.
(例えば以下です.)

  • 「思う」は否定できない
  • 論破しても恨まれない方法
  • まず相手がSかMかを見抜く
  • 「こういう人もいるんだと」と許す
  • 「ああ言えばよかった」への処方箋

などなど,面白いトピックが満載なので読んでみてください.